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▶ あなたのお使いのクラブは「単なる鉄の棒!?」
現在、ご使用のクラブが「単なる鉄の棒」で上達の妨げまたは、ヘタ固めの原因の可能性 「大」大量生産品の常識 | ▶ | 当店の作業 |
パーカッションエリア(スイートスポット)について | ||
ヘッドフェースの中心部にパーカッションエリアがあることが当然ですが、驚くことにヘッドの中心部にあるものは滅多にありません。もちろん、クラブの設計段階ではフェースの中心部にあります。しかし、完成クラブのパーカッションエリアはヒールよりのやや高めにあります。フェース中心部で球を捉えてもナイスショットにならないということになります。なぜでしょうか?これは大量生産品の宿命です。一部のプロ支給用のように厳密に重量管理されたヘッドが大量生産品ではコスト・時間的に製作不可能なのです。ヘッド、シャフト、グリップの重さはそれぞれ個体差があるのでメーカ側で自由に対応できるヘッドの重さを軽めにしておきます。完成クラブのバランス(例えば、D0など)をカタログ上の数字に合わせるために最後の最後にシャフト先端部分(ネック)に重さ調整(帳尻合わせ)の鉛や真鍮やパウダーなどの重り(異物)を入れるのです。この重りによって重心位置がわかります。重心位置が変わるともちろん、パーカッションエリアが変わります。またアイアンセットにおいては、おおよそすべての番手のネックに重りが入っていますが、重りの重さがまちまちです。ということは、番手によってパーカッションエリアがまちまちということです。ついに大手メーカがこの業界の悪習を認めました。「ホーゼル側で行う従来のウエイト調整は重心位置の変動が起こる」という表現です。ウッドについてもアイアンと同じようにシャフト先端部分(ネック)に重さ調整(帳尻合わせ)の鉛や真鍮やパウダーなどの重り(異物)が入っています。 | ▶ | シャフト先端部分(ネック)に重さ調整(帳尻合わせ)のために入れられた鉛や真鍮やパウダーなどの重り(異物)を取り除き、パーカションエリアをフェース中央に戻します。重量的に足りなくなった重さは、アイアンならバックフェース(打点裏)に鉛板を張ります。ウッドならヘッド内にグルーと呼ばれるアメゴムのような素材を慣性モーメントや重心が変化しづらい部分に注入します。 |
ロフト角・ライ角について | ||
カタログ上のロフト角とライ角と実際のクラブのロフト角とライ角は違うことが多くあります。また、番手によって、カタログ上より、立っているもの、または、寝ているものもあります。ロフト角は球の飛距離や高さに関係し、ライ角は球の出玉方向や球筋に関係します。こんな経験はないですか?7番アイアンと8番アイアンの飛距離がそんなに変わらない。これはまさに、角番手のロフト角の流れが適正でないということです。または、こんな経験はないですか?ミドルアイアンは問題ないが、ショートアイアンが引っかかった球になる。これはまさに、角番手のライ角の流れが適正でないということです。 | ▶ | クラブの適正なロフト角・ライ角に調整いたします。 最初お渡しして数ラウンドしていただき、あなたの適正なライ角に仕上げていきます。 *素材によっては調整できないものもあります。 *調整器にチャック固定しネックを曲げますのでアタリ傷が付く場合があります。 |
スイングバランスについて | ||
クラブの重量は、総重量とスイングバランスの2つで決まってきます。DOなどと表記されているものがスイングバランスです。理論的にはA0からF9まで存在します。総重量は持ち重さ感、スイングバランスは振り重さ感として感じ取れます。大量生産品は、先に述べたように、最後の最後に帳尻合わせの異物をいれますのでおおよそカタログスペック通りのスイングバランスになっているものが多いです。しかし、0.1まで計測できる精密なバランス計で測定すると、バランスはバラバラです。 | ▶ | ネックの異物を取り除いているので重量的に足りなくなった重さは、アイアンならバックフェース(重心位置)に鉛板を貼ります。ウッドならヘッド内にグルーと呼ばれるアメゴムのような素材を慣性モーメントや重心が変化しづらい部分に注入します。スイングバランスは0.1のレベルで調整します。ドライバーからショートアイアンまで、各番手の振り重さ感に規則性がでます。 |
シャフトスパインについて | ||
シャフトはヘッドの持つ性能を最大限有効に発揮させ、より正確にボールを飛ばすために大変、重要です。スパインとは、単語自体は「突起、背骨」という意味です。スイング中、シャフトはしなり、しなり戻ります。しなりの中でのシャフトの直線性や左右対称性といった点からシャフトのスパインは大変、重要です。現在の技術ではスパインのないシャフトを作ることは不可能ですので、すべてのシャフト(スチール、カーボンともに)にはスパインが存在します。スパインの方向を考慮せずに装着するとスイング中のフェースの向きや軌道に悪影響を与えることになり、安定性のないクラブになってしまいます。現在、スパインの方向を考慮して装着しているメーカはありません。 | ▶ | スパイン調整は正確にシャフトのフレックスの方向性(位置)を測定し、シャフト性能の持つ最大限の能力を引き出します。この調整によりこれまでシャフト製造上のバラつき、歪みを無くし、ゴルファーの求める最大限の能力を発揮することが可能になります。 現在、高価なカスタムシャフトが流行していますが、高価なシャフトを装着しただけでは、まさに「宝の持ち腐れ」!ぜひ、スパイン調整をしてください。 *スパイン調整は店によって方法が異なります。 *当店ではルールに抵触するスパイン調整は一切いたしません。 |
シャフトについて | ||
シャフトは真っ直ぐなものと決め付けていませんか。結構、曲がっているものがあります。目で見てもなかなか分かりませんが機器で確認することができます。カーボンも曲がっているものはありますが、製造過程で曲がる工程がないので使用に耐えないほどの曲がりは少ないです。しかし、スチールは「えっ!」という程、曲がっているのもがあります。曲がっているシャフトは、すべてを台無しにします。スイング中、シャフトは曲がっている方向に曲がり易くなります。クラブが静止した状態でロフト角、ライ角を適正に調整しても、クラブが動いた状態(スイング中)でのロフト角、ライ角はバラバラになります。 | ▶ | すでに装着されているシャフトを一度、抜き、曲がり具合を当店の基準で確認し、使用に耐えないものは、真っ直ぐなものに取り替えます。 |
グリップについて | ||
グリップを細く感じたことはありませんか。最初についているグリップの太さは日本人の平均的な手の大きさに合わしているため多くの人には細すぎます。細すぎるとしっかり固定するために強く握らなければならないのでスイング中の力みにつながります。また、グリップはクラブとの唯一の接点です。クラブの性能を簡単にガラッと変えることが出来るのもグリップです。ゴルフクラブのグリップは消耗品です。使っていなくても2年くらいで硬くなり、滑りやすくなってきます。これはオゾン劣化と呼ばれ、空気と触れているゴムに必ず起きる現象で交換が必要です。シャフトのしなりやインパクトの衝撃をグリップを通して感じています。グリップを軽視している人が多く見られますが、実に大切なものなのです。 | ▶ | グリップの太さを手の大きさに合わせます。同じ種類のグリップでも重さの個体差があります。グリップの重さを0.1g単位で測定し、バランスが狂わないように装着します。 |
クラブ診断ご希望のお客様へ ご使用中のクラブまたは、過去に使用していたクラブを当店にお届けください。 当日11時~15時預かりのクラブは翌日午前中に測定 当日15時以降預かりのクラブは翌日15時前後に測定を済ませてご来店をお待ちします。 遠方から宅急便で送って来られる場合は、事前に連絡をいただき、クラブが到着した翌々日に測定を済ませ出来れば当店へのご来店をお待ちします。 スペック測定を済ませたクラブの診断結果および相談のため、お客様のご来店時にさまざまな善後策、アドバイスをさせていただきます。ご来店いただけない場合は、お電話・メールでご連絡いたします。 クラブ測定・診断の料金は作業料金表をご確認ください。 |